さよなら、インタフェース

さよなら、インタフェース

原題は”The best interface is no interface”。

この本で話されている「インタフェース」は、一般的なユーザーインタフェースではなく、スマホアプリなどの画面のインタフェースについて書かれています。そのインタフェースは必要なのかという疑問を投げかけ、多くの企業が簡単に画面ありきでサービスを提供をしていることについて反論しています。カジュアルな文体で分量も多くないので読みやすい書籍です。

昨今思っていたアプリの必要性、小手先のUIについて考えていたことが書かれていて、同意する内容でした。

例えば車の鍵を開けることができるアプリは、スマホのロックを外し、アプリを探し出し、アプリを立ち上げ、鍵を外すメニューを探し、UNLOCKボタンを押し、処理が終わるまで待って、やっと鍵を開けることが出来る。たった鍵を開けるという本来の目的を達成するのに手順が多すぎる。それが必要なことかと言うことが導入部分に書かれている。 一方画面を操作しなければいけないアプリなんてなくてもスマートエントリーなどによる自動解除など良いソリューションは存在し、それを利用しないでアプリに固執する理由はない。

こういったわかりやすい事例が多く書かれていて、本質にしっかり目を向けて考えることの重要性がしっかりと書かれています。

その他にもプッシュ通知の弊害やスマホの画面の明るさに睡眠との関係、ユーザインプットの重要性、ビックデータによるユーザカスタマイズ、プライバシーなどについても書かれています。

様々な企業がアプリに傾倒するのは、プッシュ通知などのリーチが簡単(想像しやすい)で、効果測定しやすいからではないだろうかと感じました。こういったことを含め、NO UI(アプリや画面所のUI以外)の可能性を考えるきっかけ気になりました。

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