MacでLaTeX – TeXShopで日本語が使える最小構成の環境をつくる

TeXShop

新しいMacbookAirを手に入れて久しぶりに新しくTeX環境を整備する機会ができました。
今までと同じMacTeXでインストールする方法だと自分ではあまり必要ないファイルもインストールされるため、多くのディスク容量が取られてしまいます。空き容量に余裕のないMacbookAirだとちょっと厳しいと感じていました。できるだけ最小構成で日本語とTeXShopの使える環境を構築してみました。

構成

MacでTeXShopを使い、日本語のPDFを出力する環境を作るための手順です。

今回はMacTeXを使わずにそのサブセットであるBasicTeXを使います。
BasicTeXはMacTeX(TeX Live)の中から基本的なパッケージだけになり、ダウンロードするファイルは100MB以下です。
日本語を使う環境をそろえると最終的には700MB程度になってしまいますが、標準のMacTeXに比べると半分以下になります。

インストールにはターミナルを多用し、OSはMacOSX Mavericksで試しています。

BasicTeX

まずはBasicTeXをダウンロードします。
ダウンロードしたpkgファイルをダブルクリックをして、指示に従ってインストールしてください。

次にパッケージのアップデート、日本語に対応したパッケージとフォントをインストールします。
ターミナルを起動して以下のコマンドを実行します。

cd /usr/texbin/
sudo ./tlmgr update --self --all
sudo ./tlmgr install ptex ptex2pdf jfontmaps jsclasses japanese-otf

以下はオプションですが、日本語フォントのマッピングをヒラギノに修正します。
同様にターミナルで実行します。

./kanji-config-updmap hiragino

TeXShop

TeXShopをダウンロードします。 ダウンロードしたzipファイルを展開し、アプリケーションフォルダーに移動してインストール完了です。

次に日本語が使える設定に変更します。TeXShopを起動してください。
メニューの「TeXShop」>「環境設定」でTeXShop環境設定を表示します。

TeXShop環境設定

左下の設定プロファイルをpTeX(ptex2pdf)に変更し、同じ画面内のエンコーディングをUnicode(UTF-8)になっていることを確認します。設定はそれで終了です。

あとはTeXShopで書いて、PDFを出力するだけです。

TeXShopで変換中に”!LaTex Error: File `****.sty’ not found.”と言われる場合の対処法

最小構成で入れているため、パッケージがインストールされていないために生じるエラーです。
tlmgrコマンドでパッケージをインストールします。 (“!LaTex Error: File `****.sty’ not found.”と表示されている****と同じものを入れてください)

cd /usr/texbin/
sudo ./tlmgr install ****

パッケージが見つからないと言うエラーの場合は、検索コマンドで探してください。

./tlmgr search --global ****


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